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大学院受験奮闘記

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この記事を読むと…

  • 内部/外部に関わらず、他学部への大学院進学の過程がわかる

  • 研究室見学の方法がわかる(大学院説明会/メールでアポ)

  • 具体的な勉強方法の一例を見れる

自分のモチベの変遷なども含む、大学院進学を決めるまでの詳細な過程は、下の記事で紹介しています。 こちらの記事では、大学院受験にフォーカスして、勉強などを紹介しています。

huntouki.hatenablog.jp

結論からいうと、私は最終的に受けたのが、

  • 第一志望:情報系学科の研究室(外部)
  • 第二志望:自分の所属する生物系学科(内部)

の2つです。そして両者合格しました。ここからは、その経緯やポイントを説明していきます。



1.第一志望の研究室に出会うまでの経緯

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大学院説明会で2つの研究室を訪問(2年生夏)

何となく、大学院進学に興味があったので、興味があった情報系の学部(他大)の大学院説明会に参加しました。そこで2つの研究室を見ました。

全体で、各研究室の教授が約10分ずつプレゼンし、そのあとの個別に分かれて、各々興味のある研究室を見学する流れでしたので、自分からアポをとるなどしなくていい分、すごく訪問のハードルが低くてよかったです。 私は、事前にホームページで見た印象や、当日の説明会での教授のプレゼンでいいなと思った研究室を訪問しました。

しかし、実際の研究室の雰囲気を見ると、「何となく雰囲気が暗い」、「先生が放任主義」、「先輩とコミュニケーションが取りづらそう」など、想像とは違った様子で、2年という時間とお金をかけてまで、ここに進学したいとは思えませんでした。
(もちろん、これらの判断軸はあくまで私の個人的なのものです。)

自分でメールで見学のアポをとって、研究室を訪問(2年生秋)

そこで、説明会の機会は逃しましたが、ウェブで検索していいなと思った研究室(のちの第一志望)に、メールで研究室見学のアポをとりました。
普段の研究会を見学させていただいたあと、先生方に話を聞いてもらう時間を設けていただき、2週間に1度ゼミに通うことになりました。
ゼミに参加することで、知識が豊かになったのはもちろん、実際に受験前から名前と顔を覚えてもらい、「大学院でこの研究室に進学する意欲がある」ことも知ってもらえました。

2.研究室を訪問について

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まとめると、私は合計3つ研究室見学しました。コロナで難しいかもしれませんが、研究室は本当に行きたいなと思うところは実際に行くことをおすすめします。そのメリットは次の通りです。

  • 先生-学生間の距離感がわかる。
    積極的か放任主義かなど。

  • 学生-学生間の距離感がわかる。
    ゼミが盛んかなど。

  • 先輩や教授から過去問や参考資料がもらえる。
    事務でもらえるところも多いと思うが、先輩が研究室に長年ストックされた答えやまとめがある可能性あり。
    (事務でもらう過去問などは答えがないことが多い)

研究室訪問ポイント

  • 説明会がある4月-6月に、気になるところは極力参加。
    そのあとの個別に分かれて研究室見学という流れで、自分でアポを取らずに研究室をみれる。

  • 自分でアポを取って訪問する場合でも、(ちょっと緊張するが)一旦メールしてしまえばなんとかなる。



3.私がやった勉強方法

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大学受験を乗り越えた皆様にこれを説明するのは、少しおこがましいかもしれませんが、一応書き残しておきます。

ただ大学受験と異なる点を上げるならば、「より目的を意識して勉強できる」ということかなと思います。

大学受験と違って、古文や歴史など直接研究に関わりがない分野は勉強する必要がないのが、院試のいいところだと思います。

多かれ少なかれ、遅かれ早かれ研究にかかわる内容だと思うので、

「これって実はこういうことだったんだ!」
「これ1年生のときはわからなかったけど、この分野につながってたんだ!」

など、 自分で自分を盛り上げながら、知識の点と点をつなげて「」にしていき、さらには「」にしていき、さらには「空間」をつくりあげていくと、面白いと思います!


私が踏んだステップ

  1. 早めに過去問を入手する。

  2. 過去問を少し解いてみる。
    理想と現実のギャップを把握。

  3. 過去問の出題傾向を整理する。
    100点を取る必要はないので、自分が注力する分野を決める。

  4. やるべきことを全部書き出し、試験日から逆算して計画表をつくる。
    その際、卒論や他のやるべきことも考慮にいれて、計画倒れを防ぐ。

  5. 自分が注力すると決めた分野でわからないことは、徹底的に調べる。それでもわからない場合は聞く。

  6. 手を抜く分野でわからないことは、潔く捨てる。

  7. インプットの割合が大きくなりすぎないよう、適宜学んだことを自分で自分に説明してみたり、自分で問題をつくって、それを解く。

ちなみに、私は内部(生物系)と外部(情報系)と内容が全く違ったので、 第一志望の外部のための勉強に多くの時間を割き、内部は2週間で詰め込みました。

あと忘れてはいけないのがTOEICTOEFL、IELTSなど)です。2年間点数は有効なので、早めに安心できるくらいの点数をとっておきましょう。

4.まとめ

CHECK
  • 先手必勝
  • 研究室はできるだけ訪問する
  • 先輩から、過去問やまとめをもらえたらもらう
  • 過去問の傾向を把握して、自分が注力する分野を決め、そこを確実に取る
  • インプットだけでなく、アウトプットも大切に!
  • TOEIC忘れずに!

先生との相性や、学生主体のゼミが盛んなど、総じて時間とお金をかけても2年通いたい研究室を早めに見つけて、早めに勉強し、合格することができました。